2022年7月、ダイソーから1000円の完全ワイヤレスイヤホンが発売されました。
ダイソーオリジナルの完全ワイヤレスイヤホンは、今回が2号機になります。
完全ワイヤレスイヤホンの2号機になるのですね。
1号機は売れすぎて、店で見つけるのも大変でした。
ダイソーでは、ダイソーオリジナルのワイヤレスイヤホンの他に、他ブランドのワイヤレスイヤホンも販売されています。
この記事はダイソーオリジナルのワイヤレスイヤホンに絞って書いています。
2021年5月に発売された1号機のTWS001は世間の評判がよく常に品切れ状態でした。
過去に本ブログでも1号機を紹介しましたが、私個人は接続安定性が悪かったのでおススメしないとしました。
今回発売された2号機の新型ワイヤレスイヤホンの性能はどうでしょうか。
特に前作の欠点である接続安定性を中心に見ていきます。
>>接続安定性の箇所はこちら
今回ダイソーから発売された2号機新型ワイヤレスイヤホンは特に名前が決まっておりません。
この記事では、ペアリング時に表示される型番を取って、「TWS-G273」として2号機新型ワイヤレスイヤホンを紹介します。
1号機がTWS001だったので、わかりやすくTWS002にしてほしかったです。
- TWS-G273の概要・性能
- TWS-G273と旧型TWS001の比較
- TWS-G273の評判・口コミ
- イヤホンブロガー。所有するイヤホンは30機種以上。
- 「気軽に手軽にイヤホンライフを~」をモットーにイヤホン関連の情報発信しています。
- 本サイトのレビュー記事は全て実物を実際に使用して感想を書いています。
詳細に入る前に先に本記事のまとめを記載します。
TWS-G273
音質評価: 5.8 (音質の評価はこちら)
- 高音:6/10
- 中音:6/10
- 低音:6/10
- 音場:6/10
- 解像度:5/10
・安価で完全ワイヤレスイヤホンを手に入れたい
・主に室内で使用する
私の結論としては、ダイソーの新型2号機ワイヤレスイヤホン(TWS-G273)は、前作と比べて同等と評価します。
外観のヘアライン加工、Type-C採用、タッチセンサーでの操作など外観面、機能面が向上しています。
またマイク性能については二代目よりはマシになっています。
音質は1000〜3000円の低価格ワイヤレスイヤホンの中では上位に入るクオリティーで、音にさほどこだわらない方であれば十分満足できる音質と評価します。
世間一般の口コミも良好です。
Twitterのツイートを見ても、多くの方がTWS-G273を満足されていることがわかります。
前作の弱点だった接続安定性については今回の新型も改善されていませんでした。
接続がぶちぶち切れるのはストレスなので、人混みの多い場所で使用される方にはTWS-G273をおススメできません。
(接続安定性の箇所についてはこちら)
よって結論としては、前作TWS001と良くも悪くも同等と評価しています。
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ダイソーの店舗検索はこちら
では、ダイソーの新型ワイヤレスイヤホン(TWS-G273)を詳しく見ていきましょう。
目次をクリックするとその章に飛べます。
ダイソー新型ワイヤレスイヤホン(TWS-G273) 概要
TWS-G273 スペック
まずTWS-G273のスペックを見ていきましょう。
項目 | TWS-G273 |
---|---|
ドライバー | 8㎜ダイナミック |
出力音圧レベル | 102±3db |
再生周波数帯域 | 20Hz~20,000Hz |
インピーダンス | 16Ω |
質量 | 本体:3.9g×2 ケース:32.8g |
イヤーピース | 材質:シリコーンゴム 径:12.4㎜ 高さ:8.1㎜ |
ノズルサイズ | ノズル径:5.5㎜ くびれ部:4.5㎜ ノズル長:3.7㎜ |
充電端子 | USB Type-C |
充電時間 | イヤホン:約1時間 充電ケース:約1.5時間 |
電池持続時間 | 本体:約3時間 充電ケース込:約12時間 |
Bluetoothバージョン | 5.0 |
コーデック | SBC |
対応Bluetoothプロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
電池持続時間は、イヤホン本体で約3時間、充電込みで約12時間です。
他イヤホンと比較しても長くはないので、充電の頻度は多くなりそうです。
コーデックはSBC対応のみです。
接続端子がマイクロUSB Type-BからType-Cに変更されています。
Type-Cは現在の主流の端子ですので、この変更は歓迎です。
ワイヤレスイヤホンには充電用のケーブルが付属されていることが多いですが、TWS-G273はケーブルが付属されておりません。
USB Type-Cをお持ちでない方は別途購入する必要があります。
Tpye-Cケーブルはダイソーなどの百均ストアで購入できます。
完全ワイヤレスイヤホンのスペックとしては、必要最低限の基準はクリアしていますね。
TWS-G273 外観
TWS-G273の外観を見ていきましょう。
ケース正面です。
ダイソーらしい外観です。
ケース裏側です。
対応機器や使用上の注意、大創産業の住所、型番などが書かれています。
ケース側面です。
タッチセンサーの使用方法、スペックの記載があります。
ケース底部には、材質の記載がありました。
開封していきます。
開封直後です。
充電ケースとイヤホン本体はプラスチックのケースで保護されています。
取扱説明書も付いています。
梱包物は下記の通りです。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- 取扱説明書
イヤホン本体です。
小さめのコンパクトな形状です。
内側に左右を示すL/Rの表示があります。
イヤホンの重量は3.9gです。
軽い部類です。
イヤホンの裏側です。
タッチセンサーが外側に付いています。
イヤホンのノズルです。
ノズルはハウジングから垂直に伸びています。
ノズルサイズは下記の通りです。
ノズル径:5.5㎜
くびれ部:4.5㎜
ノズル長:3.7㎜
イヤーピースです。
一般的なシリコーン素材です。
イヤーピースのサイズは下記の通りです。
径:12.4㎜
高さ:8.1㎜
少し大きめのサイズです。
耳に合わない場合は、サイズにあったイヤーピースへの交換をおススメします。
耳にフィットすることで音質も変わります。
イヤーピースは百均ストアでも販売されています。
充電ケースです。
プラスチック素材ですが、ヘアライン加工が施されており、安価な見た目ではありません。
充電ケースの正面には、電池残量を示すインジケーターが付いています。
イヤホンを収納した状態です。
充電ケースの裏側にType-Cの接続部があります。
充電ケースの底部です。
電池容量や製造国の印字があります。
充電ケースの重さは32.8gになります。
軽い部類に入ります。
TWS-G273は、軽量かつコンパクトです。
持ち運びに便利ですね。
ダイソー新型ワイヤレスイヤホン(TWS-G273) 説明書・使い方
TWS-G273 説明書
TWS-G273には説明書が付いています。
説明書には下記内容が記載されています。
- 製品仕様
- 安全上の注意
- 各部名称
- 充電方法
- ぺアリング方法
- リセット方法
- タッチセンサー操作方法
- お手入れの方法
- 故障かなと思ったら
上記説明書の中から特に重要な充電方法、ペアリング方法、タッチセンサー操作方法を見ていきます。
TWS-G273 充電方法
まずは充電ケースの充電方法を解説します。
充電ケースを充電する
充電時間は約1.5時間になります。
過充填には注意しましょう。
電池が発熱・発火する危険性があります。
バッテリー劣化や故障の原因にもなります。
TWS-G273 ペアリング方法
TWS-G273をペアリングする方法を解説します。
まずはiPhoneです。
(自動的に電源がONになり、イヤホンがペアリングモードになる。)
※写真は「オフ」になっています。タップして「オン」に切り替えてください。
※イヤホンがペアリングモードになっていると、「DAISO_TWS_G273_1」が表示されます。
続いてAndroidです。
Android Bluetooth接続方法
(自動的に電源がONになり、イヤホンがペアリングモードになる。)
※写真は「オフ」の状態です。タップして「オン」に切り替えます。
ペアリングは1分もあれば簡単に接続できます。
TWS-G273 タッチセンサー操作方法
タッチセンサーの操作方法は下記の通りです。
タッチセンサー操作 | L側 | R側 |
---|---|---|
1回タップ | ・音量を上げる | ・再生/停止 ・応答/終了 |
2回タップ | ・音量を下げる | ・曲送り ・着信拒否 |
3回タップ | ・ボイスアシスタント | ・曲戻し |
電源オフ時に長押し(約2秒) | ・電源オン | ・電源オン |
電源オン時に長押し(約5秒) | ・電源オフ | ・電源オフ |
ちょっと触れただけでも反応します。
突然音楽が止まった際は、右側(R側)のタッチセンサーに触れていないか確認しましょう。
タッチセンサーは慣れると使いやすいですよ。
ダイソー新型ワイヤレスイヤホン(TWS-G273) レビュー
では、TWS-G273を実際に使用しましたので、レビューします。
筆者がワイヤレスイヤホンを評価するのに重要と考える下記5項目をそれぞれ見ていきます。
- つけ心地
- 音質
- 接続安定性
- マイク性能
- 音の遅延
特に接続安定性を重視しています。
TWS-G273 つけ心地:普通
ワイヤレスイヤホンはケーブルがないため、耳穴のみでイヤホンを固定します。
イヤホンの重さや形状、イヤーピースによってつけ心地が悪くなることがあります。
TWS-G273のつけ心地(装着感)はどうでしょうか。
つけ心地はあくまで著者の感想です。
人それぞれ耳の形状が違うので、あくまで参考として見てください。
TWS-G273のつけ心地は、良くも悪くも普通です。
イヤホンの筐体が耳の形にフィットするような設計になっており、落ちるような心配はありませんでした。
ランニングなどの運動でも使用できます。
ただし、形状が細長いため、わずかながら圧迫感があるようにも感じました。
1時間以内の短時間であれば問題ないですが、数時間つけたままにしておくと耳が痛くなりました。
結論としては、つけ心地は標準で問題ないレベルです。
TWS-G273 音質:十分
イヤホンを評価する上で重要な音質を見ていきます。
TWS-G273の音質はフラット型の音質です。
音全体が丸くて柔らかいため、硬い刺激がなく、耳に優しい音質になっています。
低音から高音まで万遍なく音が鳴っており、どこかの音が際立っているようなこともありません。
聴き取りやすいですが、悪く言えばややこもっています。
視界すっきり晴れやかなクリアさではありません。
低音は一定の音が出ていますが、丸くなりがちで音の輪郭が少しぼやけています。
しかしながら、完全につぶれてしまっているほどではないですし、同価格帯のワイヤレスイヤホンと比較しても低音は聴き取りやすいです。
中音域を代表するボーカルラインは中央に位置しています。
他の音にやや重なることもありますが、十分に中音域を表現できています。
高音域も抑えめになっています。
ボーカルの伸びやかさやピアノの艶やかさなど解像度で物足りない部分もありますが、一定の音で表現してくれます。
マイルドな高音なので刺さりがなく、長時間の視聴にも疲れにくいです。
解像度は、低価格ワイヤレスイヤホンとしては十分ですが、音が丸くマイルドになっており、音の一音一音の表現力は抑えられています。
しかしながら、同価格帯のワイヤレスイヤホンと比べると明らかに解像度や音場で勝っており、前作のTWS001に近い音質に仕上がっています。
1000円の完全ワイヤレスイヤホンにしては、この音質は十分と考えます。
私のTWS-G273の音質評価は下記の通りです。
音質評価: 5.8
- 高音:6/10
- 中音:6/10
- 低音:6/10
- 音場:6/10
- 解像度:5/10
TWS-G273の音量が高めに設定されています。
音量設定で、最小にしても一定の高さで音が鳴ります。
最小値でもそこそこの音量なので、もう少し低音量側で幅があるとよかったです。
TWS-G273 接続安定性:悪い
前作TWS001は接続安定性が悪く、人混みやターミナル駅などの電波干渉の強い場所で使用するとブチブチ切れていました。今回の2作目はどうでしょうか。
人の多い都心のターミナル駅で実際に使用して接続安定性を確認しました。
結果、TWS-G273も接続安定性は悪かったです。
3COINSの一部ワイヤレスイヤホンでも同じだったのですが、駅の構内や信号機の前だと電波の干渉を受けて、音がブチブチ切れました。
筆者は今回の2号機に一番改善を期待していた部分だっただけに、接続安定性の悪さは残念でした。
1号機のTWS001や今回のTWS-G273は、電波干渉の強い場所では大きな影響を受けます。
しかしながら、人が少ない場所、家の室内などでは接続が切れるのは稀です。
普段人混みの多い場所、ターミナル駅などに行かれない方であれば、接続安定性の問題はないので気にすることはないです。
人混みや都市のターミナル駅などでは接続が切れるのですね…。
私は通勤時に使用したいから避けようかな…。
通勤・通学にワイヤレスイヤホンの使用を考えている方は接続安定性がいいものを選びましょう。
低価格帯の完全ワイヤレスイヤホンでは、3COINSの1500円ワイヤレスイヤホンのBEANS MUSIC2は接続が途切れにくいです。
Amazonで販売されているJoyhouse K2(2000円前後)も接続安定性がよく、ほとんど途切れることはありませんでした。
私は家事をやっている時や運動時に使いたいです。
TWS-G273は、室内や人のいない場所では快適に使用できますよ。
TWS-G273 マイク性能:やや悪い
ワイヤレスイヤホンにはハンズフリーの通話ができるマイクが内蔵されています。
マイク性能は、イヤホンによって大きく変わります。
TWS-G273のマイク性能はどうなのか、テレビ会議ソフト「ZOOM」を使用して受信側から録音し、マイク性能を確認しました。
録音内容は下記の通りです。
比較として、前作のTWS001も載せておきます。
TWS-G273音声
TWS001音声
前作のTWS001の音声よりは幾分か改善していますが、重要な会議などで使用するにはまだ物足りないですね。
使えないことはないですが、相手側に配慮して別のイヤホンをマイクとして使用することをおススメします。
オンラインで通話する際は、有線イヤホンの使用がおススメです。
100円のイヤホンでも相手側にクリアに音を届けることができます。
セリアで販売されているAT-EMS07(100円)の音声ファイルを貼っておきますので、ご参考までに。
AT-EMS07音声
TWS-G273 音の遅延:標準より少し遅め
ワイヤレスイヤホンは通信で音を送っているので、有線イヤホンに比べてどうしても音の遅延が発生します。
TWS-G273の遅延度合いはどのようなものか、音ゲーの「太鼓の達人」をプレイしてみました。
やはり音ゲーは難しいですね。
自分が太鼓を鳴らそうとしてもワンテンポ遅れて鳴るのがわかります。
体感では、他のワイヤレスイヤホンよりもやや遅いように感じました。
またYouTubeの動画を視聴したところ、こちらも口元と声にずれがあるように感じます。
私はさほど気にならなかったのですが、見る内容によっては気になるかもしれません。
結論としてTWS-G273の音の遅延は標準よりやや遅めと評価します。
業界最安の完全ワイヤレスイヤホンですので、マイク性能と音の遅延は仕方ないですね。
ダイソー新型ワイヤレスイヤホン(TWS-G273) 新旧比較
ダイソーでは、今回のTWS-G273の販売の前に1号機のTWS001も再販されています。
私がTWS-G273を購入した際は、店頭で両方のイヤホンが並んでいました。
新型と旧型はあまり変わらないんだよね?
新型と旧型で性能を比較してみましたので、詳しく見てみましょう。
新旧比較:音質
まず最初に強調しておきたいのですが、新旧共に音質は優秀です。
3000円以下の低価格ワイヤレスイヤホンを10機種以上評価しましたが、解像度の高さや情報量が多く、音の輪郭がわかりやすいです。
では新旧の比較ですが、音質については、共に似たような傾向があります。
低音から中音、高音まで万遍なく音が鳴っており、クセのない音質になっています。
聴き比べると、旧型の方が音の領域がはっきりしており、音の形がわかりやすいです。
それぞれが重なることなく独立して耳に入ってきて、解像度がやや上回っているように感じました。
微妙な違いですが、新型の方がややこもり気味で音の領域が重なるようにも感じます。
ただし、何度も聞き比べての些細な違いなので、新型でも大きく劣るような音質ではありません。
- 新旧共に音質は優秀
- 旧型の方がわずかに音の解像度が上
新旧比較:接続安定性、その他
音質以外の性能についても新旧比較していきます。
接続安定性
接続安定性は、新旧共に悪いです。
ターミナル駅や人混みの多い場所、信号機など電波干渉の強い場所に行くと、頻繁に音飛びが発生します。
音飛びは、断線した有線イヤホンを使用しているようなものなので、ストレスに感じます。
外で使用する頻度が多い方は新旧共に避けた方が無難でしょう。
前述しましたが、外で使用する方で安いワイヤレスイヤホンを求める方は3COINSのBEANS MUSIC2やAmazonで販売されているJoyhouse K2をおススメします。
マイク性能
前述しましたが、新旧共に物足りません。
新型の方がマシでしたが、重要な会議などの場面では有線イヤホンか高機種のワイヤレスイヤホンを使用することをおススメします。
音の遅延
音の遅延も新旧共に一定のズレが発生します。
こちらも大きくは変わらないので、同等とみていいでしょう。
その他
新型TWS-G273は、USC Type-C、電池容量を示すインジケーター、タッチセンサー、ヘアライン加工など、ちょっとした機能がグレードアップしています。
使い勝手の部分ではTWS-G273は進化しています。
新旧比較:まとめ
ではダイソー完全ワイヤレスイヤホンの新旧比較のまとめに入ります。
新旧に加えて、接続安定性の面でおススメしている3COINSのBEANS MUSIC2とJoyhouse K2も載せておきます。
製品名 | TWS001 | |||
販売店 (販売元) | ダイソー (大創興業) | ダイソー (大創興業) | (Joyhouse) | 3coins (パル) |
発売日 | 2022年7月 | 2021年5月 | 2021年5月 | 2021年11月 |
音質 | 高音:6/10 中音:6/10 低音:6/10 音場:6/10 解像度:5/10 総合:5.8/10 | 高音:6/10 中音:6/10 低音:6/10 音場:6/10 解像度:6/10 総合:6.0/10 | 高音:5/10 中音:5/10 低音:5/10 音場:5/10 解像度:4/10 総合:4.8/10 | 高音:5/10 中音:6/10 低音:5/10 音場:5/10 解像度:5/10 総合:5.2/10 |
接続安定性 | 悪い | 悪い | 良い | 普通 |
電池持続時間 | イヤホン:約3時間 ケース込:最大12時間 | イヤホン:約4時間 ケース込:最大10時間 | 本体:約4.5時間 ケース込:約15時間 | イヤホン:約4.5時間 ケース込:最大13.5時間 |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 | 5.1 | 5.0 |
コーデック | SBC | SBC | SBC、AAC | SBC、AAC |
防水性能 | ー | ー | IPX7 | ー |
保証期間 | ー | ー | 1年 | 6ヶ月 |
マイク音質 | 悪い | 悪い | 良い | 悪い |
良かった点 | ・TWSイヤホンで業界最安値 ・音質が良い | ・TWSイヤホンで業界最安値 ・音質が良い | ・防水性能がIPX7 ・保証期間が1年 ・接続安定性が良い ・マイク音質が良好 | ・保証期間が6ヶ月 ・電池容量がわかりやすい ・大きく改善された音質 |
残念だった点 | ・接続安定性が悪い(音飛びが発生する) ・マイク音質が悪い | ・接続安定性が悪い(音飛びが発生する) ・マイク音質が悪い | ・音がややこもる | ・前機種に比べ、電池持ちが悪くなった ・マイク音質が悪い |
詳細記事 | 本記事 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ダイソーの2機種は接続安定性が悪いので、外で使う頻度が多い方は購入を避けた方がいいでしょう。
接続安定性を求めるなら、3COINSのBEANS MUSIC2、Amazonで販売されているJoyhouse K2辺りがおススメです。
音質と接続安定性の両方を求めるならSOUNDPEATS Mini Pro辺りは、6000円前後でノイズキャンセリング機能も搭載されています。
値段は上がりますが、こちらもおススメしています。
個人的な新旧比較評価は、大きくは変わらないです。
音質はやや旧型の方が上、その他機能は新型の方が優れています。
私が新旧のどちらか一つを友人におススメするなら新型ですね。
ダイソー新型ワイヤレスイヤホン(TWS-G273) 口コミ
世間一般の評判について、Twitterの口コミを集めてみました。
TWS-G273 口コミ 良い評価
1000円という安さの割に「優秀」、「快適」という声が多いですね。
TWS-G273 口コミ 悪い評価
音の途切れが多いということ、音量が大きいという声がありました。
TWS-G273 口コミ まとめ
TWS-G273の口コミは、好意的な評価が圧倒的に多かったです。
1000円の安さの割に普通に使えるという声が大半で、一概に気に入っている様子でした。
悪い評価では音の途切れがあるということで、これは私も指摘した通りです。
街中で使用される方はTWS-G273を避けた方が無難ですね。
YouTubeにもTWS-G273をレビューした動画が数多く投稿されていました。
一通り確認しましたが、私の感想とほぼ一致した動画を一つ載せておきます。
こちらの動画でも言われていますが、①音質は旧型に比べるとやや劣る、②接続安定性に不安、この2点がほぼ私の感想と同じです。
わかりやすく説明されていますので、ご参考までに。
ダイソー新型ワイヤレスイヤホン(TWS₋G273) まとめ
ダイソーの新型ワイヤレスイヤホン/TWS-G273をスペック、外観、性能、評判と見てきました。
最後にまとめに入ります。
TWS-G273
音質評価: 5.8
- 高音:6/10
- 中音:6/10
- 低音:6/10
- 音場:6/10
- 解像度:5/10
・安価で完全ワイヤレスイヤホンを手に入れたい
・主に室内で使用する
2022年7月に販売されたダイソーの完全ワイヤレスイヤホン/TWS-G273。
一番の特長は業界最安値1000円(税込1100円)の価格です。
業界最安の価格なのに音質面では3000円クラスのワイヤレスイヤホンと比べても遜色なく、普通に音楽を楽しめるレベルに仕上がっています。
前作のTWS001からは、タッチセンサーの採用、USB Type-Cの採用、電池容量のインジケーターなど機能面でも進化しています。
一方、前作の課題だった通信安定性とマイク性能は、TWS-G273でも大きな改善は見られませんでした。
特に通信の不安定さは、電波干渉の強い場所(駅構内等)で顕著に出ます。
通勤・通学時など外で使用する頻度が多い方は、TWS-G273を避けた方が無難でしょう。
逆に言えば、主に屋内での使用を考えている方には十分おススメできる製品です。
私も長い時間家の中で使用しましたが、スマホ(再生機器)から遠く離れることさえなければ、音が途切れることはありませんでした。
屋内で「ながら」作業する時にも十分使用できます。
前作TWS001はとにかく人気で店頭で販売されていてもすぐに完売するぐらいのヒット製品でした。
新型TWS-G273も同じことが予想されるので、興味を持たれた方や完全ワイヤレスイヤホンを使用してみたい方は早めの購入をおススメします。
以上、TWS-G273のレビューでした。
この記事が皆様の参考になれば幸いです。