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「ダイソーの300円イヤホンAL₋005って「リズム際立つ 迫力の重低音」って書いてるけど、実際どうですか?



AL-005は、300円の価格からすれば十分な音質になっており、コスパ高くておすすめです。
低音の響きも十分で迫力ある音質になっていますよ。
100円均一のダイソーの中では高価格帯の部類に入る300円イヤホン。


ダイソーのALシリーズ5機種のまとめ記事もありますので、興味ある方は下記記事をどうぞ。


今回紹介するAL₋005は「リズム際立つ 迫力の重低音」をうたい文句にしています。
AL-001とAL-002は「迫力低音+ヴォーカル伸びやか」と書かれています。
似たようなキャッチフレーズで低音を売りにしていますが、AL-005の性能はどうでしょうか。


AL₋005を実際使ってみましたので、詳しくレビューしていきます。



音質のレビューの中でAL-001との違いも記載しています。
こんな人におすすめ
- イヤホンにコストをかけたくないが、それなりの音質のものが欲しい
- 見た目、ブランドを気にしない
- 予備機として携帯しておきたい
- 低音寄りの音質を好む
こんな人にはおすすめできない
- イヤホンの音質にこだわりがある
- 高音域、解像度を重視している。
- 見た目・ブランド重視
【ダイソー300円イヤホン/AL-005】 スペック
項目 | AL-005 |
---|---|
価格(税込み) | 330円 |
ドライバー | ダイナミック 10㎜ |
出力音圧レベル | 104±3dB/mW |
再生周波数帯域 | 20~20,000Hz |
最大入力 | 記載なし |
インピーダンス | 16Ω |
質量 | 12g |
プラグ | 3.5mm4極ステレオミニプラグ |
コード(ケーブル) | 1.2m |
イヤーピース | 付属なし |
キャッチフレーズ:リズム際立つ 迫力の重低音
メーカー音質評価値


- 高域:4/5
- 中域:4/5
- 低域:5/5
- 迫力:5/5
- 解像度:4/5



低域、迫力の評価が5になっています。
重低音を強調した迫力ある音質が期待できますね。
【ダイソー300円イヤホン/AL-005】 外観
AL-005のパッケージはグレーになります。


ALシリーズはパッケージの形が同じなので、パッケージの色か右下の番号で区別してください。
AL-005の番号は、「13」になります。


AL-005の色は2種類あって、ハウジング部のシルバー色が濃いタイプと薄いタイプがあります。


左:シルバー薄い / 右:シルバー濃い
パッケージが同じでも、中身(色の種類)が違うので、購入する際はよく中身を確認しましょう。



今回紹介しているのは、ハウジング部が薄いシルバーのタイプです。
ケース正面には、下記記載があります。
- 「リズム際立つ 迫力の重低音」のキャッチフレーズ
- アルミニウムハウジング
- Φ3.5㎜ ステレオミニプラグ
- 約1.2m ケーブルの長さ
- 評価値(高域、中域、低域、迫力、解像度)
- 300円イヤホン 13


ケース側面に主な仕様が記載されています。
(側面は、ALシリーズ全て同じ記載になっています。)


ケース裏側には、下記記載があります。
- 輸入会社(日本語記載なし)
- 製造元:中国(日本語記載なし)
- 使用方法
- 製品名:高音質ステレオイヤホン(マイク付、AL₋005)
- 使用上の注意
- 会社名:DAISO(㈱大創産業)


このケース裏側に、本機「AL-005」の型番が記載されています。


では、開封していきます。


ケース内には、本体のみで、付属品や説明書類はありません。




プラグは、金メッキ加工の一般的な3.5㎜ステレオミニプラグです。


ケーブルにリモコンマイクの操作ボタンもついています。
音楽の再生・停止と着信時の受話・終話の操作が可能です。


ハウジングは、アルミニウム加工になっています。
イヤーピースを耳に押し込むカナル型イヤホンです。


ハウジングの裏にL(左)、R(右)の記載が書かれています。
ハウジング部のデザインはAL5機種の中では一番スタイリッシュのように思います。


ノズルはハウジングから垂直に伸びるタイプです。
まっすぐに耳に差し込みます。


ALシリーズのケーブルは、細目です。
開封直後は、梱包で形(かた)がついており、よれよれになってます。
少しチープ感が出ています。





ALシリーズの形状は、ハウジング部以外の違いはないですね。
【ダイソー300円イヤホン/AL-005】レビュー
つけ心地:標準だが、運動には向いていない
AL-005のつけ心地は悪くありません。


ノズルが垂直に出ているため、まっすぐに耳穴に押し込むタイプです。
AL-001、AL-002は耳の形状に合わせてノズルがナナメに出ていますが、耳に差し込んで比べるとAL₋005は少し圧迫感があります。




AL-005は耳穴だけでイヤホンを固定しています。
振動を与えると外れやすくなるため、ランニングなどの運動には不向きです。
また、付属のイヤーピースは少し小ぶり。
SednaEarfit Crystalのイヤーピースと比べると、MSと同じサイズでした。


左;AL-005 / 右: SednaEarfit Crystal MSサイズ
普段大き目のイヤーピースを使用している方は、物足りないかもしれません。
音質:低音重視の迫力型
AL-005のキャッチフレーズは、「リズム際立つ 迫力の重低音」
実際聴いてみたところ、うたい文句通りで重低音が強調されており、迫力あるサウンドが実現できています。


低音、高音もそれなりの音が出ており、300円の価格からすれば十分な音質が実現できています。
反面、重低音重視のイヤホンにありがちなベール感がまとっており、解像度は低いです。
解像度の低さは、他機種AL-001、AL₋004も同様の印象を持ちました。
<AL-001との比較>
低音域を重視するAL-001とAL-005で比較してみましたが、どちらも低音域が強調され迫力ある音質となっています。
細かく聴いてみると、少しAL-001の方が低音域が強めのように感じました。
解像度は同じ程度で、どちらも少しベールがかかっていました。



AL₋002は「迫力低音」と書かれていますが、こちらは低音重視ではなくバランス型です。
高音重視のクリアなサウンドを好む方は、AL-002やAL-003をおすすめします。




私のAL-005の音質の評価は下記の通り。
- 高域:5/10
- 中域:6/10
- 低域:7/10
- 音場:5/10
- 解像度:4/10
- 音質総合:5.6/10(ランク:B)
マイク性能:問題ない音質
ALシリーズ5機種は全てリモコンマイクが付いています。
歩行中に通話したり、リモートワークをする方には欲しい機能ですね。
Zoomを使い、AL-005のマイク性能を確認しました。
(Zoomは、PCやスマホを使用して、Web上でテレビ会議ができるアプリです。)
Apple製のEarPodsのマイク性能と比較してみましょう。
Apple EarPodsと比べて、少し音がこもっている感はありますが、問題ないマイク音質かと思います。
ALシリーズは、口元からマイクまでの距離が離れているため、外部の音声を拾いやすくなっています。
周りの環境によっては、AirPodsのように口元からマイクまでの距離が短いイヤホンの方がいいかもしれませんね。
音漏れ:通常の音量であれば音漏れなし
音漏れ具合も確認しました。
他のALシリーズと同様に通常の音量であれば音漏れはありませんでした。
ALシリーズに限らず他のイヤホンでも大音量で鳴らすと音は漏れますので、大きい音量を好む方は注意してください。


【ダイソー300円イヤホンAL-005】まとめ
こんな人におすすめ
- イヤホンにコストをかけたくないが、それなりの音質のものが欲しい
- 見た目、ブランドを気にしない
- 予備機として携帯しておきたい
- 低音寄りの音質を好む
こんな人にはおすすめできない
- イヤホンの音質にこだわりがある
- 高音域、解像度を重視している。
- 見た目・ブランド重視
AL-005は、キャッチフレーズ通り「迫力の重低音」がしっかり実現できているように思いました。
解像度が低い印象はありますが、中音域、高音域もそれなりの音が出されています。
300円の低価格ながら、低音重視のイヤホンとしては満足できる仕上がりとなっています。
これまでダイソー300円イヤホンALシリーズ5機種をレビューしてきましたが、単発のレビューだと結局どれがいいのか迷う方もおられるかと思います。
他ALシリーズ5機種を比較したまとめ記事もありますので、興味ありましたらご覧ください。


以上、ダイソー300円イヤホンAL-005のレビューでした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。