【ダイソーイヤホン/AL-002をレビュー】ALシリーズ最高音質!

ダイソーAL002

「気軽に手軽にイヤホンライフを」をモットーに、イヤホン関連の記事を投稿しているイヤホン平民のイヤミンです。

男性

ダイソーの300円イヤホンAL-002って高音質って書いていますが、実際どうですか?
他のALシリーズと比べてどうですか?

イヤミン

AL₋002を実際使用してレビューしました。
ALシリーズ5機種の中では一番おすすめできる製品でした。
迫力重視ならAL-001を、バランスを重視するならAL-002がおすすめです。

100円均一のダイソーの中では高価格帯の部類に入る300円イヤホン。

高音質をうたう300円イヤホンは、HQシリーズとALシリーズがありますが、後継機となるALシリーズ5種(AL001~AL005)を実際使用してみました。

ダイソー300円イヤホン/ALシリーズ5機種

ダイソーのALシリーズ5機種のまとめ記事もありますので、興味ある方は下記記事をどうぞ。

ALシリーズ5種の中で、AL₋001とAL₋002は、メーカーのスペック表示が全く同じとなっています。
右下の番号のみ違います。(ALー001:No.9 / AL₋002:No.10)

AL-001/No.9
AL-002/No.10

この記事ではAL-002をレビューしながら、AL₋001との違いも述べていきます。

先にAL-002の良かった点、残念だった点をまとめると下記のようになります。

良かった点(メリット)
残念だった点(デメリット)
  • うたい文句通りの高音質
  • つけ心地の良さ
  • コストパフォーマンスの高さ
  • ケーブルの脆弱性
  • 迫力低音ではない

こんな人におすすめ

  • 安いイヤホンを買いたいが、それなりの音質のものが欲しい
  • 見た目、ブランドを気にしない
  • 予備機として携帯しておきたい
  • 300円のイヤホンを試してみたい
  • ダイソーALシリーズ5機種の中で迷っている

こんな人にはおすすめできない

  • イヤホンの音質にこだわりがある
  • 見た目・ブランド重視
  • 低音重視の迫力ある音質を求めている

では、AL-002をレビューしていきます。

目次

【ダイソー300円イヤホン/AL-002】概要

まずはAL-002の外観から見ていきます。

AL-002 外観

AL-002/パッケージ

AL-002のパッケージは紺色になります。

ALシリーズはパッケージの形が同じなので、パッケージの色か、右下の番号で区別しましょう。

正面ケースの右下にAL-002の番号「10」が書かれています。

右下に記載されている番号

AL-002は、白と黒の2種類があります。
パッケージの色は紺色で同じなので、よく中身を確認して選んでください。

AL-002/白・黒
イヤミン

今回は、黒のタイプを紹介します。

ケース正面にAL002のキャッチフレーズ(迫力低音+ヴォーカル伸びやか)や音質評価などが記載されています。

AL-002/正面記載内容

ケース側面には、主な仕様が記載されていますが、ALシリーズ他4機種も全て同じ記載になっています。

AL-002/側面

ケース裏側には、使用方法や、型番(AL002)などが記載されています。

AL-002/裏側
AL₋002/裏側拡大

AL₋002を開封していきましょう。

AL-002/開封直後①

中身はイヤホンだけで、付属品や説明書類はありません。

AL-002/開封直後②
AL-002/開封直後③

プラグは、金メッキ加工の一般的な3.5㎜ステレオミニプラグです。

AL-002/プラグ

ケーブルに操作ボタンもついています。
音楽の再生・停止と着信時の受話・終話の操作が可能です。

このリモコンで音量の調整や先送りなどの操作はできません。

AL-002/操作ボタン

ハウジング部は写真の通りです。
アルミニウム加工となっています。
イヤーピースを耳に押し込むカナル型イヤホンです。

AL-002/ハウジング

このハウジング部は、AL₋001とAL₋002の違いはありませんでした。

左:AL-001 / 右:AL-002
イヤミン

色が違うだけで、形状は全く同じでした。

ALシリーズのケーブルは、細目のため耐久性が少し心配です。

AL-002/ケーブル

初めは梱包で形(かた)がついており、よれよれになっていますので、見た目チープ感があります。

AL-002/ケーブルのよじれ

AL-002 スペック・価格

AL-002のスペック(価格含む)は下記の通りです

キャッチフレーズ:迫力低音+ヴォーカル伸びやか

メーカー音質評価値

  • 高域:3.5/5
  • 中域:4/5
  • 低域:5/5
  • 迫力:5/5
  • 解像度:4/5
イヤミン

AL-001と全く同じ記載ですね。
音質は同じということになるのでしょうか…。

次に、私が使用した感想を、①つけ心地、②音質、③マイク性能、④音漏れの4つに分けてそれぞれ述べていきます。
(あくまで個人の感想です。)

【ダイソー300円イヤホン/AL-002】レビュー

つけ心地:圧迫感なく耳にフィット

AL-001と同じ形状、同じイヤーピースなので、つけ心地はAL₋001と同様で、つけ心地は悪くありません。

AL-002/装着

イヤーピースの大きさは、標準より少し小さめで、Mの少し下になります。

SednaEarfit Crystalのイヤーピースと比べると、MSと同じサイズでした。

イヤーピース
左:SednaEafit Crystal / 右:AL-002

イヤーピースが少し小さいサイズなので、多くの方が圧迫感を感じずに装着できるかと思います。

普段大き目のイヤーピースを使用している方は、物足りないかもしれません。

イヤミン

耳に合わない方は、イヤーピースを変えるといいですよ。
イヤーピースは100均ショップ(ダイソー、seria)でも売っています。

音質:十分な音質(AL-001の音質とは違う)

AL-002のキャッチフレーズも、AL-001と同じで「迫力低音+ヴォーカル伸びやか」

AL-001と全く同じなのか…。

AL-002の音質を比較検証しました。

スプリッターで2本同時接続で音質比較
左:AL-001 / 右:AL₋002

聴き比べをした結果、AL-002は低音が低めでした。
AL-001と比べて低音が弱いために、迫力面では落ちます。

逆に低音が強調されない分、高音域が上がっているように感じました。

さらに、AL-001の弱点だった解像度が上がっており、よりクリアな音質になっています
クリアさでは、AL-003と同程度です。

「ドンシャリ」の「ドン」が小さくなり、「シャリ」が大きくなったようなイメージです。

あくまでAL-001との比較であって、決して低音が弱いわけではありません。

300円の安さからすれば、音質は十分な仕上がりになっています

高音、中音、低音全ての音がそれなりに出ており、大きな特徴はないものの、安定したバランス型と言えるでしょう。

イヤミン

一般的な1,000~2,000円クラスのイヤホンにも匹敵する音質になっています。

私のAL-002の音質の評価は下記の通り

  • 高域:6/10
  • 中域:6/10
  • 低域:6/10
  • 音場:5/10
  • 解像度:6/10
  • 音質総合:5.8/10(ランク:B)

ALシリーズ5機種を全て評価してみましたが、音質総合ではAL-002がトップでした。
私の中ではAL-002が一番良かったです。

ALシリーズ5機種を比較した記事も投稿してますので、興味ある方は下記をご覧ください。

AL-002/スマホ

マイク性能:問題ない音質

ALシリーズ5機種は全て同じリモコンマイクが付いています。

Zoomを使い、AL-002のマイク性能を確認しました。
(Zoomは、PCやスマホを使用して、Web上でテレビ会議ができるアプリです。)

AL-002で声を出し、受信側のPCで録音しています。

AL-002/Zoomでのマイク音質


いかがでしょうか。
少し音がこもっている感はありますが、問題ないマイク音質で電話やWeb会議にも使用できるかと思います。

比較対象として、ダイソーの500円ブルートゥースイヤホンで録音した音声も付けておきます。

比較すると、AL-002の方が聴き取りやすいですね。
ブルートゥースイヤホンは、通話品質も少し落ちます。

音漏れ:通常の音量であれば音漏れなし

音漏れ具合も確認しました。

AL-001と同様に通常の音量であれば音漏れはありませんでした。

カナル型イヤホンは、イヤーピースが耳の穴に密着しているので、なかなか音が漏れることがありません。
(大音量で鳴らすとカナル型イヤホンでも音は漏れます)

逆に耳の穴にフタをするインナーイヤー型イヤホンは音が漏れやすいです。
電車の中や人が集まる場所で聴く際は音量に注意しましょう。

インナーイヤー型イヤホン

【ダイソー300円イヤホン/AL-002】良かった点、残念だった点

AL-002の良かった点、残念だった点を下記述べていきます。

良かった点① 安定あるフラットな高音質

音質については300円とは思えない出来栄えでした。
低音域、中音域、高音域それぞれが過度に協調されることなく適度に音が出ています。
ヴォーカルの声も埋もれることなく、しっかり耳に届きます。

ALシリーズ5機種の中でも弱点が少なく、一番万人受けする音質になっています。
ALシリーズで迷っている方には、このAL₋002をおすすめします。

良かった点② つけ心地の良さ

つけ心地は圧迫感がなく良好です。

イヤーピースはやや貧弱な印象ですが、音質には大きな影響はありません。

良かった点③ コストパフォーマンスの高さ

ALシリーズは、300円の安さで高音質の音が聴けるのが売り。

このAL-002も300円とは思えない出来栄えです。
音質もそこそこながらリモコンマイクも付いており、ハンズフリーで通話も可能です。

メインで使用するもよし、予備機としてかばんに入れておいてもいいかと思います。

残念だった点① ケーブルの脆弱性

ケーブルが細いために、ふにゃふにゃしており、チープに見えます
こちらは1000円クラスのイヤホンと比べ、見た目で差が出てます。

ケーブルが細いため耐久性(断線)も心配です。

残念だった点② 迫力低音ではない

AL-002のパッケージには、「迫力低音+ヴォーカル伸びやか」と書かれています。

「迫力低音」が実現できているAL-001と比べ、AL-002は低音が強調されていません

AL-002の音質自体は良好ですが、全体的にフラットな音質で低音重視ではないです。
迫力低音を求めるならAL-001をおすすめします。

良かった点(メリット)
残念だった点(デメリット)
  • うたい文句通りの高音質
  • つけ心地の良さ
  • コストパフォーマンスの高さ
  • ケーブルの脆弱性
  • 迫力低音ではない
ダイソー300円イヤホン/AL-002

【ダイソー300円イヤホン/AL-002】 まとめ

おすすめできる人、おすすめできない人

まとめとして、AL-002をおすすめできる人、おすすめできない人を下記に記載します。

こんな人におすすめ

  • 安いイヤホンを買いたいが、それなりの音質のものが欲しい
  • 見た目、ブランドを気にしない
  • 予備機として携帯しておきたい
  • 300円のイヤホンを試してみたい
  • ダイソーALシリーズ5機種の中で迷っている

こんな人にはおすすめできない

  • イヤホンの音質にこだわりがある
  • 見た目・ブランド重視
  • 低音重視の迫力ある音質を求めている

最後に

AL-002は、AL₋001同様高音質に仕上がっています
300円のお値段以上で、コストパフォーマンスは高いです。

しかしながら、パッケージに書かれている「迫力低音」ではなく、フラットなバランス型になります。
「迫力低音」を求めるならAL-001を、バランスを求めるならAL-002をおすすめします。

イヤミン

個人的には、このAL₋002を一番使用しています。
つけ心地やバランスよい音質を気に入っています。

ダイソー300円イヤホンALシリーズは5機種あり、どれがいいのか迷う方もおられるかと思います。

ALシリーズ5機種を比較検証していますので、興味のある方は読んでいただければ幸いです。

以上、ダイソー300円イヤホンAL-002のレビューでした。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

ダイソー300円イヤホン/Al002

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