「気軽に手軽にイヤホンライフを~」をモットーにイヤホン関連の情報発信をしているイヤミンです。
ダイソーの100円イヤホンでカナル型イヤホンがありました。
安いので興味がありますが、このイヤホンはおススメですか?
ダイソーのカナル型イヤホンは、「ホワイト×パスカル(No.61)」と「シルバーライン(No.62)」の2製品が販売されています。
ダイソーのカナル型イヤホン
No.61とNo.62はパッケージが似ていますが、音質は全く別物です。
No.61のホワイト×パスカルは以前の記事で紹介していますので、下記記事を参考にしてください。
当記事では、ダイソーの100円イヤホン/シルバーライン(No.62)を紹介します。
「ダイソーイヤホン62」として述べていきます。
- ダイソーイヤホン62の概要
- ダイソーイヤホン62のつけ心地・音質
- ダイソーイヤホン62/どんな人におススメか
先にダイソーイヤホン62の結論を述べます。
こんな人におすすめ
・イヤホンは100円で十分
・ダイソーのイヤホンを使用したい
・バランス型の音質がいい
ダイソーイヤホン62は、一枚ベールがかかっており解像度は高くありません。
バランス型で低音から高音までそれなりに音が出ています。
価格以外に大きな特長はないものの、致命的な欠点はありません。
100円イヤホンの中では平均的な音質性能です。
ダイソーの店舗検索はこちら
※ダイソーイヤホン62のオンラインショップでの販売はありませんでした。
100円イヤホンのランキング記事も書いていますので、よかったら下記記事をどうぞ。
では詳しく見ていきましょう。
ダイソーイヤホン62 概要
スペック
まずはダイソーイヤホン62のスペックです。
スペック | ダイソーイヤホン62 |
---|---|
価格(税込み) | 110円 |
販売店 | ダイソー |
販売元 | ㈱大創産業 |
製造国 | 中国 |
ドライバー | ― |
出力音圧レベル | ― |
再生周波数帯域 | ― |
最大入力 | ― |
インピーダンス | ― |
ノズル | ノズル径:5.7㎜ くびれ部:4.7㎜ ノズル長:4.4㎜ |
イヤーピース | 径:11.2㎜ 高さ:8.7㎜ |
コード | 材質:銅線 長さ:約1m コード被覆:熱可塑性エラストマー |
プラグ | 3.5mm金メッキステレオミニプラグ(I型) |
質量 | 10.5g |
マイク | 無し |
スペック上は一般的な100円イヤホンです。
特に目立った特徴はありません。
日本で販売されている100円イヤホンは、全て中国で製造されています。
販売元の㈱大創産業は、中国のイヤホンメーカーに委託して、製造していると思われます。
外観
次にダイソーイヤホン62の外観を見ていきます。
ケース正面です。
ケースには、「STEREO EARPHONE」と「カナル型イヤホン」の記載が目立ちます。
ケース裏側です。
裏側には、使用上の注意、材質、型番、販売元の記載があります。
日本語、英語、ポルトガル語の3語で表示されています。
ダイソーイヤホン62は、黒と白の2種類があります。
パッケージ正面は黒色ですが、中身が白の場合もあるので気をつけましょう。
ケース裏側から透けて中身が見えるので、イヤホンの色が黒か白かを確認してから購入しましょう。
この記事では、黒を紹介しています。
開封していきます。
イヤホン本体です。
ハウジング(筐体)です。
ABS樹脂で作られています。
ハウジングとコードの付け根にL(左)/R(右)の表示があります。
はっきりと見えるので、判別がしやすいです。
ダイソーイヤホン62のノズルです。
ハウジング部からそのまま垂直に伸びています。
ノズルサイズ
- ノズル径:5.7㎜
- くびれ部:4.7㎜
- ノズル長:4.4㎜
ノズルサイズは一般的な大きさなので、イヤーピースの変更は問題ありません。
イヤーピースです。
シリコーン樹脂で作られています。
イヤーピースサイズ
- 径:11.2㎜
- 高さ:8.7㎜
Mサイズに入りますが、少し小ぶりです。
プラグです。
金メッキ加工のステレオミニプラグです。
ダイソーイヤホン62の重量は10.5gでした。
有線イヤホンとしては一般的な重さです。
次にダイソーイヤホン62のつけ心地や音質を見ていきましょう。
ダイソーイヤホン62 つけ心地・音質
つけ心地
ダイソーイヤホン62を装着してつけ心地を確認しました。
つけ心地は標準です。
耳穴にすっぽりはまって違和感はありません。
長時間聴いていても痛さや疲れはなかったです。
イヤーピースが少し小ぶりなので、違和感がある方は交換してみましょう。
イヤーピースは百均ショップでも購入できます。
音質
イヤホンで一番重要な音質を確認しました。
ダイソーイヤホン62の第一印象は「こもっている」でした。
100円イヤホンにありがちなベールが一枚かかった「こもり」があり、解像度は低めです。
それぞれの音が丸くにじんで重なり合っているので、全体的にはボヤーっとした音質になっています。
音場も立体感に乏しく、狭い領域の中で音が鳴っています。
高音の伸びやかさや低音の厚みも物足りなく感じました。
反面、低音から高音までそれぞれの音は出ており、イヤホンとしての基本性能は維持できていました。
前回紹介したダイソーのCS003に似た音質です。
大きな特徴はなく、100円相当のバランス型イヤホンと言ったところでしょう。
私の音質評価は下記の通りです。
- 高音:3/10
- 中音:3/10
- 低音:3/10
- 音場:3/10
- 解像度:3/10
総合:3.0(C)
ダイソー100円イヤホンのカナル型イヤホンは、以前紹介した「No.61」と今回の「No.62」があります。
No.61は解像度は高めですが、低音が弱くて軽い音質になっていました。
No.62はバランスのいい音質ですが、解像度が低く全体的にモヤがかかっています。
多少解像度は犠牲にしても全体的な音質性能を好む方は今回のNo.62がおススメです。
ダイソーイヤホン62 まとめ
ダイソーイヤホン62を見てきました。
最後にまとめを述べていきます。
こんな人におすすめ
・イヤホンは100円で十分
・ダイソーのイヤホンを使用したい
・バランス型の音質がいい
ダイソーイヤホン62は、全体的な解像度は低いものの、低音から高音までの領域をカバーしているバランス型になります。
100円相当の音質で大きな期待はできませんが、イヤホンの基本性能は備えており、緊急時の使用や「ながら聴き」であれば問題なく使用できるように思います。
100円イヤホンでは、セリアで販売されている「人の声が聞き取りやすい」イヤホン/AT-ES11が優れていますが、ダイソーイヤホン62も100円イヤホンとしてはまずまずの音質性能に仕上がっています。
100円という業界最安値のイヤホンなので購入して一本持っていても損はないように思います。
セリアが近くにあるなら、AT-ES11の方をおススメします。
以上、ダイソーイヤホン62のレビューでした。
この記事が皆様の検討の一助になれば幸いです。