「気軽に手軽にイヤホンライフを」をモットーにイヤホン関連情報を発信しているイヤミンです。
ダイソーの100円イヤホンは種類が多いですね。
CS003はおススメですか?
百均ストアでは、100円イヤホンが数多く販売されています。
100円イヤホンは、機種によって当たり外れが多いのも事実で、できればいい音質のものを使いたいですよね。
この記事では、ダイソーの100円イヤホン/CS003についてレビューしています。
型番の「CS003」として紹介していきます。
この記事でわかること
- CS003の外観
- CS003のつけ心地と音質
- CS003はどんな人におすすめか
CS003の結論です。
- イヤホンは100円で十分
- ダイソーのイヤホンを使用したい
- 予備機として持っておきたい
CS003の音質は、高音・低音が弱く、中音に特化したかまぼこ型の音質です。
ボーカルの声が一歩前に出ており、聴き取りやすい音質になっています。
反面、一枚ベールがかかっているため、解像度(クリア感)は期待できません。
100円イヤホンとしては及第点の音質です。
100円イヤホンのランキング記事も書いていますので、よかったら下記記事をどうぞ。
では、詳しく見ていきましょう。
ダイソーイヤホンCS003 概要
CS003 スペック
まずはCS003のスペックから見ていきましょう。
項目 | CS003 |
---|---|
価格(税込み) | 110円 |
販売店 | ダイソー |
販売元 | ㈱大創産業 |
製造国 | 中国 |
ドライバー | ― |
出力音圧レベル | ― |
再生周波数帯域 | 20~20,000Hz |
最大入力 | ― |
インピーダンス | 32Ω |
ノズル | ノズル径:5.6㎜ くびれ部:4.5㎜ ノズル長:3.9㎜ |
イヤーピース | 径:12.4㎜ 高さ:8.6㎜ |
コード | 材質:銅線 長さ:約1.1m コード被覆:塩化ビニル樹脂 |
プラグ | 3.5mmニッケルメッキステレオミニプラグ(I型) |
質量 | 11.0g |
マイク | 無し |
CS003には、「周波数帯域」と「インピーダンス」の記載がありました。
一般的に人間の耳に聴こえる周波数の範囲は20~20,000Hzなので、CS003の周波数帯域と同じです。
電気回路の抵抗を示すインピーダンスの値は大き目です。
一般的にはインピーダンスの値が小さいほど大きな音が出やすいと言われていますが、特に気にする必要はないです。
イヤホンとしては、一般的なスペックです。
CS003 外観
まずはCS003のパッケージです。
シンプルな包装で、「CLEAR SOUND」の英文字が目立ちます。
ケース裏側です。
日本語、英語、ポルトガル語の3語が入り混じっています。
ダイソーの有線イヤホンには、よくあります。
開封して中身を取り出します。
中身はイヤホンのみで付属品はありません。
ハウジング(筐体)です。
プラスチック素材です。
コードの付け根の部分に左右の判別を示すL(左)/R(右)の記載があります。
文字が小さいのと、色がついていないので、見にくいです。
CS003のノズルです。
ハウジングから垂直に伸びています。
ノズルサイズ
- ノズル径:5.6㎜
- くびれ部:4.5㎜
- ノズル長:3.9㎜
ノズルサイズは一般的な大きさなので、イヤーピースの変更は問題ありません。
イヤーピースです。
白のシリコン素材で、うっすら透けています。
イヤーピースサイズ
- 径:12.4㎜
- 高さ:8.6㎜
低価格イヤホンは小さめのイヤーピースが多いですが、CS003のイヤーピースは標準サイズでした。
個人的にはぴったりのサイズでした。
プラグです。
ニッケル加工の3.5㎜ステレオミニプラグです。
CS003の重量は11.0gでした。
普通の重さなので、耳に付けていても重さを感じることはありません。
では、CS003のつけ心地や音質を見ていきましょう。
ダイソーイヤホンCS003 性能
CS003 つけ心地
イヤホンを評価する上で、つけ心地も重要な要素です。
(つけ心地は個人の感想です。)
CS003のつけ心地は良好でした。
特に圧迫感もなく、長時間(2時間)の視聴でも疲れたり痛くなることもありませんでした。
そこそこフィットしてくれたので、運動する際にも使用できました。
耳への装着感に違和感がある方はイヤーピースの交換をおススメします。
イヤーピースは百均ストアでも販売されており、安いものもあります。
CS003 音質
イヤホンで一番重要な音質を評価しました。
全体的には100円という低価格のイヤホンながらよく仕上がっているという印象です。
他の100円イヤホンでは、低音が全く出ていない、分厚いベールがかかっているなど欠点が多いのですが、CS003には致命的な欠点がありません。
特徴としては、中音域重視のカマボコ型で、ウォーム感のある、なめらかな音質です。
中音が強調されているため、ボーカルの声は一歩前で聴きとりやすいです。
YouTube動画なども人の声が聞き取りやすいです。
欠点としては、解像度が低く、一枚ベールがかかったような音質になっています。
音の一粒一粒が丸くて刺激の弱い穏やかな音質ではありますが、にじんでいるとも言えます。
音場も狭い領域の中で音がなっており、広がりや立体感は乏しいです。
私の音質評価は下記の通り。
- 高音:3/10
- 中音:4/10
- 低音:4/10
- 音場:3/10
- 解像度:3/10
総合:3.4(C)
100円イヤホンのレベルでは大きな欠点はないので、音にこだわらない方であれば、普通に使えます。
さすがにセリアで発売されている最強の100円イヤホンAT-ES01には劣りますが、ダイソーの100円イヤホンの中では一番の音質性能でした。
100円イヤホンは、セリアならAT-ES01、ダイソーならCS001ですね。
ダイソーイヤホンCS003 まとめ
最後にCS003をまとめます。
- イヤホンは100円で十分
- ダイソーのイヤホンを使用したい
- 予備機として持っておきたい
ダイソーの100円イヤホンCS003は、業界最低価格ながら、最低限の基本性能を備えています。
中音強調のカマボコ型で、ボーカルの声が一歩前に出て聴き取りやすいです。
反面、ベールが一枚かかっており全体的な解像度は低いです。
イヤホンに音質を求める方であれば期待はできないので、避けた方がいいでしょう。
個人的にはつけ心地もよく、ダイソーの100円イヤホンの中では一番の評価となりました。
ダイソーが近くにある方には緊急時の予備機としてもおススメです。
以上、ダイソー100円イヤホンCS003のレビューでした。
この記事が皆様の検討の一助になれば幸いです。
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