Amazonで売れている謎の完全ワイヤレスイヤホン、ARZOLICOのH66。
2021年11月に発売されましたが、Amazonのイヤホンランキングで1位を獲るなど常に上位にランクされています。
この謎のイヤホン/ARZOLICOのH66の性能はどうなのか、人気ほどの実力を備えているのか、実際に使用してレビューしました。
- ARZOLICO H66の性能
- ARZOLICO H66の評判・口コミ
- ARZOLICO H66はおススメか
- オーディオマニアをうたうにはいまだ発展途上の平民ブロガー
- 「気軽に手軽にイヤホンライフを~」をモットーにイヤホン関連の情報発信しています。
- 本サイトのレビュー記事は全て実物を実際に使用して感想を書いています。
ARZOLICO H66を詳しく解説する前に、先にこの記事の結論を述べていきます。
ARZOLICO H66
音質評価:4.4 (音質の評価はこちら)
- 高音:4/10
- 中音:5/10
- 低音:5/10
- 音場:4/10
- 解像度:4/10
・電池持ちがよい製品がほしい
・モバイルバッテリーとしても使用したい
・音質にはさほどこだわらない
ARZOLICO H66は、ワイヤレスイヤホンとしての基本性能を備えています。
特にモバイルバッテリーも兼ねる電池性能が他のイヤホンと比べても優れていました。
充電ケース合わせて120時間の電池性能はかなり高いレベルです。
音質に関してはこもりがちですが、この価格帯のワイヤレスイヤホンとしては標準です。
接続安定性とマイク音質は他イヤホンと比べると劣ります。
特に接続安定性については、人混みの中だと切れることがありました。
東京駅の混雑時で一日一回程度音切れが発生するレベルです。
結論としては、音質にこだわる方や人混みで使用される方にはおススメしにくいです。
反面、音にこだわりのない方や室内での使用をメインで考えられている方であれば、ARZOLICO H66も満足できるレベルでしょう。
ではARZOLICO H66の詳細を見ていきましょう。
先にARZOLICO H66の性能を見たい方はこちら。
ARZOLICO H66 概要
ARZOLICOはどんな会社?
謎のイヤホンブランドのARZOLICOについてネットや説明書などで調べてみました。
Amazonの販売サイトでは、販売業者として「Luohe Demao Network Technology Co., Ltd」とあり、住所は中国の河南省となっています。
「ARZOLICO」がブランド名で、メーカー名がこの「Luohe Demao Network Technology Co., Ltd」かと思われます。
ARZOLICOは、かつてドライブレコーダーも扱っていました。
Amazonでは「在庫無し」となっていましたが、1000件以上のレビューがあり、以前は人気があったことがうかがえます。
ARZOLICOのドライブレコーダーはこちら
2022年5月現在、ワイヤレスイヤホンの販売のみでドライブレコーダーの販売はありません。
スペック:電池持ちが120時間
ではARZOLICO H66のスペックを見ていきましょう。
項目 | ARZOLICO H66 |
---|---|
ドライバー | 10mmダイナミック |
出力音圧レベル | - |
再生周波数帯域 | 2400-2480GHZ |
インピーダンス | - |
質量 | 本体:49g×2 ケース:73.8g |
イヤーピース | 材質:シリコーン サイズ S:径₋10.7㎜ 高さ₋7.1㎜ M:径₋11.8㎜ 高さ₋7.4㎜ L:径₋12.3㎜ 高さ₋7.6㎜ |
ノズルサイズ | ノズル径:5.5㎜ くびれ部:4.6㎜ ノズル長:3.5㎜ |
充電端子 | USB Type-C |
充電時間 | イヤホン:約1時間 充電ケース:約1.5時間 |
電池持続時間 | 本体:約6時間 充電ケース込:約120時間 |
Bluetoothバージョン | 5.1 |
コーデック | SBC、AAC |
対応Bluetoothプロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
防水性能 | IPX7 |
ノイズキャンセリング | × |
外音取り込み | × |
自動装着検出 | × |
保証期間 | 6ヶ月 |
その他 | CVC8.0ノイズキャンセリング モバイルバッテリー機能 |
ARZOLICO H66で特筆すべき点は、①防水性能がIPX7に対応していること、②充電ケース込みで120時間の再生が可能ということです。
IPX7は、30分間水の中に入れても影響が出ないレベルです。
突然の雨でも安心して使用できますし、水の中に落としても短時間であれば問題ありません。
SONYの数万円するワイヤレスイヤホン/WF1000XM4でもIPX4(雨や汗程度では問題なし)のレベルです。
IPX7がいかに水に対して強いことがわかります。
充電ケース込みで120時間のバッテリー性能は、他イヤホンと比べてもトップクラスです。
一日2時間の使用でも2ヶ月はもつ計算になります。
実際は、頻繁に充電ケースに収納して充電するので、120時間までは持たないと思いますが、電池性能のスペックは高いです。
充電ケースへの充電頻度が少なくて済みますね。
Bluetoothバージョンは5.1 になります。
5.1は方向探知機能が付与されており、より一層の通信安定性があり、音が途切れにくくなります。
ARZOLICO H66の接続安定性については後述します。(接続安定性の記載はこちら)
外観:電池残量がわかりやすい
では、ARZOLICO H66の外観を見ていきましょう。
ケース正面です。
製品の写真と型番である「H66」の記載があります。
右下に「NOT JUST FOR MUSIC」の記載があります。
この英語の意味は、「音楽用だけではない」です。
要するに、音楽だけではなく、他の用途(通話や動画視聴)にも使用できるということです。
「NOT JUST FOR MUSIC」を「音楽用ではない」と解釈して、「音楽を聴く音質ではない。パッケージにも書いている。」とレビューされている方が複数いたので、ご注意ください。
ケース裏側です。
簡単なスペック一覧が書かれています。
再生周波数帯域の「2400~2800GHZ」の記載が謎です。
イヤホンの再生可能な周波数とは明らかに単位が違います。
この記載の意味を調べてみましたが、よくわかりませんでした…
開封していきます。
充電ケースは丁寧にビニールで梱包されています。
LINE登録で保証期間が半年から1年半に延びる案内カードも入っていました。
ARZOLICO H66の梱包物は下記の通りです。
- 説明書
- イヤホン本体(イヤーピースMサイズ付属)
- 充電ケース
- 充電用 TYPE-Cケーブル
- イヤーピース(S、Lサイズ)
イヤホンの本体です。
豆型のワイヤレスイヤホンです。
イヤホンの本体の重量は、片側4.9gです。
普通の重さです。
イヤホンの筐体(ハウジング)です。
イヤホンの左右を判別するL/Rの記載は上側にあります。
少し見えづらいですね。
筐体の裏側にタッチセンサー部があります。
タッチセンサーを使用して以下の操作が可能です。
タッチセンサー操作 | L側 | R側 |
---|---|---|
1回タップ | ・再生 ・応答/電話を切る | ・一時停止 ・応答/電話を切る |
2回タップ | ・前の曲へ | ・次の曲へ |
3回タップ | ・Siriの起動 | ・Siriの起動 |
長押し | ・音量を下げる | ・音量を上げる |
電源オフ時に長押し(約3秒) | ・電源オン | ・電源オン |
待機状態に長押し(約5秒) | ・電源オフ | ・電源オフ |
時折反応しないことがあり、誤作動もありました。
個人的には物理ボタンの方が好みです。
イヤホンのノズルです。
ノズルは耳の形状に沿ってナナメに伸びています。
ノズルサイズは下記の通りです。
ノズル径:5.5㎜
くびれ部:4.6㎜
ノズル長:3.5㎜
ノズルのサイズは一般的なサイズです。
標準タイプのイヤーピースであれば、装着ができます。
イヤーピースです。
一般的なシリコーン素材です。
イヤーピースのサイズは下記の通りです。
Sサイズ
径:10.7㎜
Sサイズ
高さ:7.1㎜
Mサイズ
径:11.8㎜
Mサイズ
高さ:7.4㎜
Lサイズ
径:12.3㎜
Lサイズ
高さ:7.6㎜
完全ワイヤレスイヤホンのイヤーピースなので、高さに制限があります。
別のイヤーピースを購入される際は、通常のイヤーピースではなく、「ショート」や「完全ワイヤレス(TWS)」用を選ぶようにしてください。
充電ケースです。
ケースの表面はポリカーボネートの加工が施されており、光沢感があります。
同価格帯のワイヤレスイヤホンはプラスチック感がありますが、ARZOLICO H66は表面の艶やかさで高級感が感じられますね。
バッテリー性能を重視しているためか、大きめです。
手のひらから少しはみ出るレベルです。
充電ケースの重さは73.8gです。
少し重めです。
イヤホンを収納した状態です。
イヤホンが充電ケースから取り出しにくいです。
磁力が強力なのと、手で掴む範囲が小さいです。
取り出す際は落としそうになるので、注意しましょう。
また、充電ケースの収納時も少し課題がありました。
イヤホンが収納部にきちんとはまらないことがあり、調整しながら入れる必要があります。
他のワイヤレスイヤホンよりも収納性が悪かったです。
正面にバッテリー状態を示す表示があります。
これは数値化されているので、わかりやすいです。
ケース裏側には簡単なスペックが記載されています。
ケースの両側面にUSB Type-CとUSB Type-Aのポートが付いています。
充電ケースのType-Aから別の機器への充電が可能です。
充電方法
ARZOLICO H66の充電方法を解説します。
充電ケースを充電する
充電時間は約1.5時間になります。
続いてイヤホンの充電方法です。
Bluetooth接続方法
ARZOLICO H66をペアリング(接続)する方法を解説します。
まずはiPhoneです。
(自動的に電源がONになり、イヤホンがペアリングモードになる。)
※写真は「オフ」になっています。タップして「オン」に切り替えてください。
※イヤホンがペアリングモードになっていると、「H66」が表示されます。
※ペアリングが完了すると、イヤホンのLEDが消灯する
Android Bluetooth接続方法
(自動的に電源がONになり、イヤホンがペアリングモードになる。)
※写真は「オフ」の状態です。タップして「オン」に切り替えます。
上記内容に沿ってやれば簡単にペアリング(接続)ができます。
ARZOLICO H66 レビュー
ARZOLICO H66を、下記5つの項目でレビューしていきます。
- つけ心地
- 音質
- 接続安定性
- マイク音質
- 遅延度合
音質もさることながら、つけ心地や接続安定性も重視しましょう。
つけ心地:良好
ARZOLICO H66のつけ心地は良好です。(個人の感想です。)
豆型のイヤホンが耳の形状に沿って作られており、うまく装着してくれます。
ゆる過ぎず、きつ過ぎずでちょうどいいフィット感です。
ARZOLICO H66を装着しながらランニングもしましたが、緩むことなく使用することができました。
運動しながら使うことも十分可能です。
数時間使用しても耳が痛くなることもありませんでした。
運動面も含めてつけ心地は良好と言えるでしょう。
音質:こもりがち
ARZOLICO H66の音質をレビューします。
第一印象は低音が強くて、全体的にこもっています。
音が丸くなっており、音のクリアさには欠けます。
一枚ベールがかかったような音質になっています。
低音はなかなか強く迫力が感じられます。
ベースやドラム音がズンズンと鳴り響きますので、低音を強調したロックやR&Bを好む方にはおススメです。
ボーカルを軸とした中音域は、強い低音に埋もれがちで、一歩後ろに下がっています。
ポップスやEDMなどのボーカルメインの楽曲は少し物足りないです。
全体的な音の丸さは高音も同様です。
高音の鮮明さがなく、一音一音が丸く、にじむように聞こえます。
女性ボーカルの伸びやかさやピアノの高音域などのシャープさが欠ける印象です。
音全体が一枚ベールに包まれているように感じます。
反面、音が丸い分高音域独特の刺さるような刺激はありません。
マイルドな音質なので長時間聴いていても疲れにくいです。
音の広がりは限定的です。
各音の立体感は感じられず、一定の空間からそれぞれの音が鳴っているように聞こえます。
私の音質評価は下記の通りです。
音質評価:4.4
- 高音:4/10
- 中音:5/10
- 低音:5/10
- 音場:4/10
- 解像度:4/10
ARZOLICO H66は、100円イヤホンのような何かが欠けるような音質ではありません。
低音から高音までの音が万遍なく鳴っています。
全体的にこもりがちで各音を細かく見ていけば物足りない部分がありますが、音にさほどこだわりのない方であれば満足いくレベルでしょう。
「ながら聴き」であれば十分な音質です。
接続安定性:人混みで音が途切れやすい
ARZOLICO H66はbluetooth5.1を採用しており、スペック上の接続安定性は問題ないです。
Amazonの販売サイトでも「トギレナイ快適さ」と書かれています。
では、実際の接続安定性はどうなのか、ARZOLICO H66を人混みの中で使用してみました。
通勤時間帯の電車内、東京駅のホーム、改札口などで実際に使用して確認します。
結果、所どころで音切れが発生しました。
低価格帯で同じBluetooth5.1採用のワイヤレスイヤホンでもほとんど途切れることのない製品もあります。
その中でも接続安定性は悪い方の部類でした。
一日に数回片耳や両耳が一瞬切れる、そんな事象が何度かありました。
反面、人がいても混雑していない場所や室内であれば、音が途切れることはありませんでした。
人混みの中で使用する機会がない方は安心して使用できるでしょう。
人混みの中で接続の不安定さがありました。
「トギレナイ快適さ」ではなかったですね…。
Bluetoothバージョンが5.0台でも接続安定性が悪いものもあるので、よく口コミやレビューを確認しましょう。
マイク音質:不安定な傾向
完全ワイヤレスイヤホンにはイヤホンにマイクが内蔵されており、ハンズフリーの通話ができます。
有線イヤホンのマイク音質は優秀ですが、無線で接続しているワイヤレスイヤホンはイヤホンによって差が出やすいです。
Amazonの販売サイトでは、ARZOLICO H66のマイク性能について下記のように記載されていました。
- ENCノイズ低減
- CVC8.0HD通話
「ENC」と「CVC8.0」は販売サイトの広告に小さく記載されているだけで、説明書やケースには記載がされていませんでした。
本当に効果があるのか、実際にマイクを使用してその音質を確認しました。
マイク性能の検証には、オンライン通話ソフト「Zoom」を使用しています。
受信側から録音しましたので、聴いてみましょう。
ARZOLICO H66
10秒ほどなのでわかりづらいかもしれないですが、通信が不安定で全体のバランスが悪く感じられます。
上記の音声ですが、実は何度か録音を取り直して、一番良かったものを選んでいます。
一度目は前半の声が入らなかったこともありました。
結論としては、ARZOLICO H66のマイク性能は安定性に欠けると評価します。
参考までにこれまで評価した別イヤホンのマイク音声も載せておきます。
Joyhouse K2(同価格帯ワイヤレスイヤホン)
AT-EMS007(100円セリア有線イヤホン)
上記2製品の方が、音の流れが一定で聞き取りやすいです。
ARZOLICO H66のマイク音質は安定感に欠けるため、大事な会議などでの使用は避けた方が無難です。
ENCやCVC8.0の効果は見られませんでした。
低価格でも有線イヤホンのマイク音質は安定しています。
コードが邪魔になりますが、相手側に自分の声をより正確に届けるなら、有線イヤホンを使用しましょう。
音の遅延:動画視聴は問題なし
ワイヤレスイヤホンは、Bluetoothを使用して音のデータをイヤホン側に送っており、イヤホンから聞こえてくる音は少し遅れます。
音の遅延については、イヤホンによって差があります。
ARZOLICO H66の音の遅延度合いがどうなのか、音ゲーと動画の視聴を通して確認しました。
まず、ARZOLICO H66を使用して、音ゲーの「太鼓の達人」をプレイしました。
普段ほぼミスなくプレイできる標準モードのスコアを比較すると下記の通りです。
正確な操作を必要とする音ゲーはさすがに厳しいです。
音に合わせて太鼓をたたくと、わずかな遅れで「不可」となりました。
微妙に音楽と画像がずれているので、快適にはプレイできません。
音中心の激しいゲームは難しいですね。
動画視聴については問題ありませんでした。
よくよく注意して見ると口元と声にわずかなズレがありますが、意識しなければ普通に視聴できる程度のわずかなズレです。
普通に視聴する分には、音の遅延はそこまで気になりませんでした。
ARZOLICO H66 評判・口コミ
ARZLOLICO H66を評価してきましたが、世間一般の評判はどうなのかを述べていきます。
Amazonの販売サイトには多数のレビューが書かれていましたので、口コミをまとめました。
Amazonの詳しいレビューはこちら
- 耳のフィット感がとても良いです
見た目もオシャレ。充電器兼ケースがモバイルバッテリーの役割を果たしていてとても便利です
気軽に音楽を聴く場合や電話やzoom会議などの音質としては十分です
ランニングや散歩中にコードがある煩わしさを考えるとワイヤレスイヤホンでこの音なら大満足です - ケース付き、充電容量が分かりやすいのは◎
- これまでも幾つかbluetooth接続のイヤホンを購入して利用してきました。
大体1万円ぐらいまでの商品です。その中でも安定して繋がります。 - 接続もとても早いし、音質も申し分なし、充電のもちもとても良く、減っている気がしません。
- 充電の持ちが良く、音質も値段の割に良い。外見もカッコいい。買って良かったです。
- 設定も簡単で充電も簡単(^^)
音質もよくて持ち運びもコンパクト! - ①ケースとか見た目がいい
②値段にしては音質がいい
③充電状況がわかるのがいい
④片方単独で起動するから便利
⑤ボタンがタッチじゃないから誤操作しにくい
良い評価
良いと評価したコメントをまとめると下記の通りです。
- 見た目がよい
- 電池容量がわかりやすい
- 耳へのフィット感がよい
- 電池持ちがよい
- 音質が良い
- モバイルバッテリー
特に見た目がよいというコメントが多数あり、これはARZOLICO H66のメリットだと思います。
他のワイヤレスイヤホンに比べても見た目はよく作られています。
また電池持ちがよいという意見も賛成です。
電池性能が劣ると充電回数が増えます。
充電頻度が少ないのは楽ですし、使いやすいですね。
悪い評価
次に悪い評価をまとめます。
- 音がこもっている
- タッチセンサーが使いづらい
- 接続安定性が悪い
- 音の遅延度合が大きい
- ケースの出し入れが不便
タッチセンサーは確かに使いづらいです。
口コミに書かれているように音量の上げ下げの微妙な調整が難しく、これは使えなかったです。
私のレビューと同様に接続安定性の悪さについても書かれている方がいました。
イヤホンの音の評価は、大体分かれます。
音質に満足するかしないかは人それぞれで、個人が過去使ってきたイヤホンとの比較によって判断されるものだと思います。
よって、口コミはあくまで参考として、自分がどのレベルの音を求めるかで判断するとよいでしょう。
この記事では、ARZOLICO H66の音質は有線イヤホンの300〜500円レベル、ワイヤレスイヤホンでは3000円前後のレベルと評価しています。
ARZOLICO H66の音質は価格相当の音質です。
ARZOLICO H66 まとめ
ARZOLICO H66についてレビューしてきました。
最後にまとめに入ります。
ARZOLICO H66
音質評価:4.4 (音質の評価はこちら)
- 高音:4/10
- 中音:5/10
- 低音:5/10
- 音場:4/10
- 解像度:4/10
・電池持ちがよい製品がほしい
・モバイルバッテリーとしても使用したい
・音質にはさほどこだわらない
Amazonで人気のARZOLICO H66。
艶やかな見た目の良さや120時間使用できる電池性能など同価格帯ワイヤレスイヤホンよりも優れている点があり、人気の理由もうなづけます。
反面、接続の不安定さやケースへの収納性、マイク音質など同価格帯のワイヤレスイヤホンと比べて劣る点もあります。
特に接続安定性はワイヤレスイヤホンの重要な要素ですので、人混みでの使用頻度が多い方は購入を避けた方が無難でしょう。
ARZOLICO H66の購入を検討されているなら、Amazonでも販売されているJoyhouse K2や3coinsのBEANS MUSIC2も合わせて比較検討されてみてはいかがでしょうか。
以上、ARZOLICO H66のレビューでした。
この記事が皆様の検討の一助になれば幸いです。