「気軽に手軽にイヤホンライフを」をモットーに、イヤホン関連の記事を投稿しているイヤホン平民のイヤミンです。
ダイソーの300円イヤホン、ALシリーズが5機種もあって迷っています。
AL₋004って「オールマイティバランス型」って書いてるけど、実際どうですか?
AL-004はバランス型って書いていますが、少し低音寄りでした。
今回は、このAL₋004を詳しくレビューします。
100円均一のダイソーの中では高価格帯の部類に入る300円イヤホン。
高音質をうたう300円イヤホンは、HQシリーズとALシリーズがありますが、後継機となるALシリーズ5種(AL001~AL005)を実際使用してみました。
ダイソーのALシリーズ5機種のまとめ記事もありますので、興味ある方は下記記事をどうぞ。
今回紹介するAL₋004は「オールマイティ バランスタイプ」をうたい文句にしています。
他の4機種は「重低音」や「すっきりクリア」などのうたい文句があります。
AL₋004は「オールマイティ」と書かれており、特に音質にこだわらない方なら一番手に取りやすい機種になるかもしれません。
AL-004を実際使ってみましたので、詳しくレビューしていきます。
こんな人におすすめ
- イヤホンにコストをかけたくないが、それなりの音質のものが欲しい
- 見た目、ブランドを気にしない
- 予備機として携帯しておきたい
- 低音寄りの音質を好む
こんな人にはおすすめできない
- イヤホンの音質にこだわりがある
- 高音域、解像度を重視している。
- 見た目・ブランド重視
【ダイソー300円イヤホン/AL-004】 スペック表
項目 | AL-004 |
---|---|
価格(税込み) | 330円 |
ドライバー | ダイナミック 10㎜ |
出力音圧レベル | 104±3dB/mW |
再生周波数帯域 | 20~20,000Hz |
最大入力 | 記載なし |
インピーダンス | 16Ω |
質量 | 12g |
プラグ | 3.5mm4極ステレオミニプラグ |
コード(ケーブル) | 1.2m |
イヤーピース | 付属なし |
キャッチフレーズ:オールマイティ バランスタイプ
メーカー音質評価値
- 高域:4.5/5
- 中域:4.5/5
- 低域:4.5/5
- 迫力:4/5
- 解像度:4/5
メーカーの評価値だと、全て4以上の評価ですね。
低域から高域まで全て4.5でバランス型をうたっています。
【ダイソー300円イヤホン/AL-004】 外観
AL-004のパッケージは茶色になります。
ALシリーズはパッケージの形が同じなので、パッケージの色か右下の番号で区別してください。
AL-004の番号は、「12」になります。
AL-004の色の種類は、白と黒です。
パッケージが同じでも、中身(色の種類)が違うので、購入する際はよく中身を確認しましょう。
今回紹介しているのは、黒のタイプです。
ケース正面には、下記の記載があります。
- 「オールマイティ バランスタイプ」のキャッチフレーズ
- アルミニウムハウジング
- Φ3.5㎜ ステレオミニプラグ
- 約1.2m ケーブルの長さ
- 評価値(高域、中域、低域、迫力、解像度)
- 300円イヤホン 12
ケース側面に主な仕様が記載されています。
(側面は、ALシリーズ全て同じ記載になっています。)
ケース裏側には、下記記載があります。
- 輸入会社(日本語記載なし)
- 製造元:中国(日本語記載なし)
- 使用方法
- 製品名:高音質ステレオイヤホン(マイク付、AL₋004)
- 使用上の注意
- 会社名:DAISO(㈱大創産業)
このケース裏側に、本機「AL-004」の型番が記載されています。
では、開封してきます。
ケース内には、本体のみで、付属品や説明書類はありません。
プラグは、金メッキ加工の一般的な3.5㎜ステレオミニプラグです。
ケーブルにリモコンマイクの操作ボタンもついています。
音楽の再生・停止と着信時の受話・終話の操作が可能です。
ハウジングは、アルミニウム加工になっています。
イヤーピースを耳に押し込むカナル型イヤホンです。
ノズルはハウジングから垂直に伸びるタイプです。
まっすぐに耳に差し込みます。
ALシリーズのケーブルは、細目です。
開封直後は、梱包で形(かた)がついており、よれよれになってます。
少しチープ感が出ています。
ALシリーズ5機種の形状は、ハウジング部以外の違いはないですね。
【ダイソー300円イヤホン/AL-004】レビュー
つけ心地:標準だが、運動には向いていない
AL-004のつけ心地は悪くありません。
ノズルが垂直に出ているため、まっすぐに耳穴に押し込むタイプです。
AL-001、AL-002に比べると少し圧迫感があります。
(AL-001とAL₋002は耳の形状に合わせてノズルがナナメに出ている)
また、耳穴だけで固定しているため、ランニングなどの振動を与えると落ちやすいです。
付属のイヤーピースの大きさは少し小ぶり。
SednaEarfit Crystalのイヤーピースと比べると、MSと同じサイズでした。
普段大き目のイヤーピースを使用している方は、物足りないかもしれません。
音質:低音寄りのバランス型
AL-004のキャッチフレーズは、「オールマイティ バランスタイプ」。
実際聴いてみたところ、低音が強調されたバランス型のように思います。
全体的には、AL-004の音質も300円の価格からすれば十分な音質が実現できています。
AL-001ほどではないものの、低音の迫力はありますし、ボーカルの声も十分耳に届きます。
反面、音の一つ一つが丸くなっており全体的に解像度が低いです。ベールに包まれている感じがします。
解像度のメーカー評価値は5段階で4でしたが、個人的には3でもいいように思います。
私のAL-004の音質の評価は下記の通り.
- 高域:5/10
- 中域:6/10
- 低域:6/10
- 音場:4/10
- 解像度:4/10
- 音質総合:5/10(ランク:B)
マイク性能:問題ない音質
ALシリーズ5機種は全てリモコンマイクが付いています。
歩行中に通話したり、リモートワークをする方には欲しい機能ですね。
Zoomを使い、AL-004のマイク性能を確認しました。
(Zoomは、PCやスマホを使用して、Web上でテレビ会議ができるアプリです。)
Apple製のEarPodsのマイク性能と比較してみましょう。
Apple EarPodsと比べて、少し音がこもっている感はありますが、問題ないマイク音質かと思います。
ALシリーズは、口元からマイクまでの距離が離れているため、外部の音声を拾いやすくなっています。
周りの環境によっては、AirPodsのように口元からマイクまでの距離が短いイヤホンの方がいいかもしれませんね。
音漏れ:通常の音量であれば音漏れなし
音漏れ具合も確認しました。
他のALシリーズと同様に通常の音量であれば音漏れはありませんでした。
ALシリーズに限らず他のイヤホンでも大音量で鳴らすと音は漏れますので、大きい音量を好む方は注意してください。
カナル型イヤホンで音が漏れている人は、どこまで音量を上げているのだろうか…。
【ダイソー300円イヤホンAL-003レビュー】まとめ
こんな人にはおすすめ
- イヤホンにコストをかけたくないが、それなりの音質のものが欲しい
- 見た目、ブランドを気にしない
- 予備機として携帯しておきたい
- 低音寄りの音質を好む
こんな人にはおすすめできない
- イヤホンの音質にこだわりがある
- 高音域、解像度を重視している。
- 見た目・ブランド重視
AL-004も300円の低価格ながら、イヤホンの音質としては満足できる仕上がりとなっています。
バランス型とうたっていますが、全体的には低音が強調されており、逆に解像度が弱い印象でした。
個人的には、AL-001やAL-005に比べて迫力不足であり、それでいて解像度が同程度のため、ALシリーズの中では少し中途半端な位置にあるように思います。
あくまで他ALシリーズ機種との比較によるものなので、良し悪しを記載していますが、音質にこだわりのない方でしたら十分満足できる音質を実現できています。
ダイソー300円イヤホンALシリーズは5機種あり、どれがいいのか迷う方もおられるかと思います。
5機種を比較したまとめ記事もありますので、興味ありましたら読んでいただければ幸いです。
ダイソー300円イヤホンAL-004のレビューでした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。