「1000円台でおススメイヤホンはありますか?」
イヤホン専門店e★イヤホン秋葉原店にて、スタッフの方に質問しました。
e★イヤホン2階のスタッフさん、イヤホン専門店では低価格帯の質問でしたが、快く応じていただき、おススメされたのが下記の2種でした。
- Skullcandy/Jib
- 水月雨/quarks(2000円台だが)
個人的には、ALPEXの下位モデル辺りをススメてくるかと思ってましたが、スタッフさんの熱意にも共感して、上記2機種を購入しました。(もちろん視聴もした上で)
今回はSkullcandyのJibを実際使用してみましたので、レビューしていきます。
(水月雨のquarksは後日レビューします。)
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- 「気軽に手軽にイヤホンライフを~」をモットーにイヤホン関連の情報発信しています。
- 本サイトのレビュー記事は全て実物を実際に使用して感想を書いています。
Jibはヨドバシカメラ秋葉原店でも、「迷ったらコレ!」のフレーズで販売されていました。
左側のイヤホンです。
e★イヤホンに限らず、おススメしている店は多いようです。
Jibは、おススメされるだけのことはありました。
レビューする前に、先にまとめを記載します。
(レビュー記事を先に読みたい方はこちら)
JiB
音質評価:6.2 (音質の評価はこちら)
- 高音:6/10
- 中音:6/10
- 低音:7/10
- 音場:6/10
- 解像度:6/10
・1000円台のイヤホンを探している
・低音重視の迫力ある音楽を楽しみたい
・世界で売れているイヤホンを使用したい
では詳しく見ていきましょう。
Skullcandy Jib 概要
Skullcandyとは?
SkullCandyは、髑髏(ドクロ)マークが特徴のポータブルオーディオメーカーです。
Skullcandyは、2003年にアメリカ/ユタ州パークシティで設立された会社で、スポーツやカルチャーを音楽と融合させたブランディングに定評のあるオーディオメーカーです。
日本にも進出しており、ヘッドホン、有線イヤホン、ワイヤレスイヤホンを販売しています。
ヨドバシカメラやe★イヤホン、AmazonなどでSkullcandyのイヤホンが購入可能です。
Jibは全世界で500万台以上売れており、世界で人気の機種になっています。
髑髏(どくろ)のロゴはいかにも怪しい雰囲気を出していますが、有名なアメリカのオーディオメーカーです。
SkullcandyのHPはこちら
Jib スペック
Jibのスペックは下記の通りです。
スペック | 商品名 |
---|---|
販売元 | Skullcandy |
製造国 | インドネシア |
色 | 黒、ピンク、紫、青、緑、白 |
ドライバー | ダイナミック10㎜ |
出力音圧レベル | 83dB/mW |
再生周波数帯域 | 20~20000Hz |
インピーダンス | 17Ω |
ノズル | ノズル径:6.2㎜ くびれ部:4.7㎜ ノズル長:5.8㎜ |
イヤーピース | Sサイズ 径:9.9㎜ 、高さ:7.2㎜ Mサイズ 径:11.7㎜ 、高さ:8.8㎜ |
コード | 約1.2m |
プラグ | 3.5㎜ステレオミニプラグ(I型) |
質量 | 11.9g |
マイク | 有り |
色のバリエーションが多いので、好みの外観を選べますね。
この記事では白のタイプを紹介しています。
Jib 外観
Jibの外観を見ていきましょう。
ケース正面です。
「EFFORTLESS SOUND」の文言が目立ちます。
日本語にすると、「気軽なサウンド」で、Jibシリーズのキャッチフレーズです。
ケース裏面です。
梱包物の内容や製造国(インドネシア)などが英語で記載されています。
では、開封していきましょう。
Jibの開封方法は少し戸惑いました。
裏側から開ける仕様になっており、写真のようにプラスチックケースを剥がして開けるようになっています。
一度開けてしまうとケースは元に戻れません。
転売は難しいパッケージ仕様です。
中身は下記の通りです。
・イヤホン
・イヤーピース(S、M)
・保証書 2年
・説明書
保証書が2年付いていますので、購入時のレシートは大切に保管しておきましょう。
説明書は英語のみでリモコン操作しか書かれておりません。
スペックなどの情報は公式HPで見れましたが、説明書にも書いておいてほしいです。
イヤホン本体です。
リモコンマイクがケーブルに付いています。
イヤホンの筐体(ハウジング)です。
Skullcandyのドクロのロゴが入っています。
また、裏側に識別用のL/R記載があります。
イヤーピースにもSkullcandyのロゴが入っています。
Skullcandyのこだわりが垣間見れます。
イヤホンのノズルです。
ノズルはハウジングから垂直に伸びています。
ノズルサイズは下記の通りです。
ノズル径:6.2㎜
くびれ部:4,7㎜
ノズル長:5.8㎜
ノズルのサイズは少し大きめですが、標準タイプのイヤーピースでも装着できます。
イヤーピースです。
一般的なシリコーン素材です。
イヤーピースの各サイズは下記の通りです。
Sサイズ
径:9.9㎜
Sサイズ
高さ:7.2㎜
Mサイズ
径:11.7㎜
Mサイズ
高さ:8.8㎜
リモコンマイクです。
ケーブルの上側にリモコンマイクが付いています。
リモコンマイクでは下記の操作が可能です。
ボタン1回押し
・音楽の再生/停止
・着信時の受話/終話
ボタン2回押し
・次の曲へ進む
ボタン3回押し
・前の曲へ戻る
リモコンマイクのボタンが軽いため、反応しやすいです。
カバンが軽く触れた時に、リモコンマイクが反応して、音楽が止まったことが何度かありました。
プラグです。
一般的な3.5㎜のステレオミニプラグです。
Jibの重量は11.9gです。
普通の重さです。
では、実際に使用した感想を述べていきます。
Skullcandy Jib レビュー
Jibを実際に使用した感想を①つけ心地、②音質、③マイク性能の3つに分けて述べていきます。
Jib つけ心地
Jibのつけ心地は普通です。(あくまで個人の感想です。)
カナル型タイプのため、耳穴に押し込む仕様ですが、他カナル型イヤホンと比べても変わりはありません。
イヤーピースの付属としてSサイズも付いています。
圧迫感が気になるようでしたら、Sサイズに変更してみましょう。
Jib 音質
Jibの音質を評価しました。
再生機器はiPhone12miniで、エレコムのライトニング変換ケーブルを経由しています。
低音は強調されており、ズンズンと迫力ある音が鳴ります。
全体的に丸みのあるマイルドな音質になっており、ドラムやベースなど複数の楽器が同時に鳴るような楽曲だと重なる傾向がありました。
ボーカルを代表する中音は一歩前に引き下がっていますが、他音域との区別もそれなりに確保されており、聴きやすくなっています。
ただし、低音が強くすぎるとボーカルの声が埋もれてしまうこともあります。
高音はそれなりに出ています。
女性ボーカルの伸びやかな歌声も感じ取れました。
「サ」行の刺さるような刺激は強くないので、落ち着いて聴ける音質になっています。
解像度は少し低めで、全体的にややぼんやりしています。
音場はさほど広くはないですが、奥域は感じられます。
全体的には、低音強いドンシャリ型でスポーティを意識したSkullcandyらしい音質に仕上がっています。
マイルドな音質ですが、テンポの速い曲もキレよく鳴らしてくれます。
ロックやEDMなどのノリのいい楽曲が特に合うように思います。
私の音質評価は下記の通りです。
音質評価:6.2
- 高音:6/10
- 中音:6/10
- 低音:7/10
- 音場:6/10
- 解像度:6/10
この価格帯としてはまずまずの音質性能です。
特に欠点はないので、不満なく使用できます。
イヤホン販売店がおススメしているだけのことはありますね。
Jib マイク性能
Jibはケーブルにリモコンマイクが付いています。
このマイクを使用してハンズフリー通話が可能です。
Jibのマイク性能はどうなのか、テレビ会議アプリのZoomを使用して受信側の音声を録音しました。
Apple/EarPodsとダイソー300円イヤホン/EV001も録音していますので、比較して聞いてみてください。
Jib音声
EarPods音声
EV001音声
聞き比べすると、EarPodsがよりクリアに聴こえるものの、Jibも通話には十分使用できることがわかります。
Jibは、ハンズフリーの電話だけでなく、オンライン会議などの重要な場面でも十分使用可能です。
Skullcandy Jibレビュー まとめ
Skullcandyの有線イヤホンJibをレビューしてきました。
最後にこの記事のまとめを述べていきます。
JiB
音質評価:6.2 (音質の評価はこちら)
- 高音:6/10
- 中音:6/10
- 低音:7/10
- 音場:6/10
- 解像度:6/10
・1000円台のイヤホンを探している。
・低音重視の迫力ある音楽を楽しみたい。
・世界で売れてるイヤホンを使用したい。
ポータブルオーディオ専門店のe★イヤホン、ヨドバシカメラがおススメしていたSkullcandyのJib。
イヤホン専門店でおススメされているだけあって、装着感、音質、マイク性能と大きな欠点なく、十分満足できる仕上がりでした。
音質は低音が強調されているので、ロックやEDMなどの楽曲ではノリのいいサウンドを楽しめることができます。
数千円以上する中価格帯イヤホンに比べると音の立体感や解像度でやや落ちますが、1000円台の価格から考えれば十分な音質性能です。
Jibは色のバリエーションも豊富なので選択の幅も広がります。
この価格帯で検討されている方であれば、このJibも候補に入れるべきイヤホンかと思います。
以上、Skullcandy Jibのレビューでした。
この記事が皆様の検討の一助となれば幸いです。